睡眠時間とパフォーマンス

nakatomimoka2015-01-13

西多昌規さん。「重要なのは睡眠時間の確保、これに尽きます。寝不足は疲れがとれないばかりか、それがストレスとなって仕事のパフォーマンスを低下させる。寝不足になると、脳と体は極度のストレス状態にさらされます。具体的にいうなら、寝不足状態では怒りや恐怖の発生源である脳の偏桃体が活性化する。それにより脳よりストレス刺激が送られて、脳の視床下部と下垂体を伝って、副腎に含まれる副腎皮質からコルチゾルというストレスホルモンが分泌されるのです。このコルチゾルが過剰になると、脳の神経細胞にダメージを与える。そして、判断や問題解決に重要な前頭前野の働きまで低下させてしまうのです。かつて短時間睡眠がもてはやされましたが、今の時代、寝る時間を削って仕事をしようと考える時点ですでに敗北者です」やはり寝なければ。