しあわせのものさし

中野信子さん。「運のよさというのは客観的に定義できるものではないのです。同じような境遇に置かれた時に、それを運がいいとするか、悪いとするかは、究極には自分で決めるしかありません。では、『自分は運が悪い』と感じてしまう人は、どうしてそうなってしまうのでしょうか。その大きな理由のひとつが、彼らが自分なりの『しあわせのものさし』で測った目的や目標をもっていないから。と私は考えています。自分なりのしあわせの価値観をベースにした『こうしたい』『ああしたい』という思いを持ち合わせていないのです。自分の価値観が明確になっていない人は、他人の意見や一般的な価値観に影響を受けやすくなります。自分なりの『しあわせのものさし』で測った目的や目標がないと、せっかくのチャンスや努力が無駄になってしまうのです」ふむ。