中野信子さん。「自分ひとりのことだけでなく、より多くの人の幸福を考えて祈ったほうが、願いは叶いやすくなります。家族のため、仲間のため、従業員のためなど、より多くの人のために考えている人は、そう簡単にあきらめられません。自分のためだけに何かをしても脳の中ではそれほど大きな変化は起きません。しかし自分以外のだれかのための行動をしたときには、脳が『よい行動をしているな』と判断し、脳内に快感物質が出ます。つまり、私たちは自分のためだけより、だれかのための行動のほうが気持ちよく働けるのです。そのだれかが多ければ多いほど、脳の快感物質は多く分泌されるでしょう。人は自分のためだけより、自分以外のだれかのための方ががんばれるのです。よって、何かを祈るときにはより多くの人のためを思ってみる」願いを叶えるコツ。