中野信子さん。「『祈り』を習慣化させるのです。私がおすすめしたいのは、朝と晩の一日2回、お祈りをする方法です。一日のはじめと終わりに、自分を見つめて整える時間を持つことで、その一日を自分の脳を成長させるため、最大に価値あるものにしていくことができるのです。朝は夜より前向きな気持ちになりやすいので、未来に目を向けた『将来なりたい自分』『成し遂げたい目標』などについて集中して祈ります。ちなみに、最近の研究で、人間が未来をいきいきと思い描くときに海馬の活動が活発になるということがわかっています。そして夜は、その日一日を振り返り反省します。『将来なりたい自分』のために、『成し遂げたい目標』のために、今日は何ができたか、と考えるのです。そしてできなかったことを反省し、明日できることを考える」朝と夜に。