幸福の二大予測因子


マーク・シュルツさん。「他者と過ごす時間という単純な尺度が非常に重要であることがわかった。というのも、この尺度は日々の幸福とはっきり結びついていたからだ。誰かと一緒に過ごす時間が多かった日のほうが幸福度も高かった。とくに、パートナーと過ごす時間が長いほど、幸福度が高かった。これは全ての夫婦にあてはまっていたが、とりわけ仲睦まじい夫婦に顕著だった。他者の交流の頻度と質こそ、幸福の二大予測因子である。自分をとりまく人間関係をもっとしっかりとらえるには、どうしたらよいのだろうか? 「元気をもらえる」関係は、自分に力を与えてくれるし、離れていてもつながっている感覚、帰属しているという感覚が続く。「消耗する」関係とは、緊張や不満、悩みを誘発し、一緒にいると不安を感じ、気力さえなくなる関係だ」どっちだ。