経験を味わう

柴田悠さん。「幸福感を高める有効な方法のうち、最も簡単な3つの方法を紹介します。第1は、『味わって食べる』です。この習慣の程度は、『多くの料理の味をはっきりと簡単に想像することができる』『友人から食通と言われる』などのことに当てはまる程度で測定されます。第2は、『経験を味わう』です。この傾向が強い人は、ポジティブな出来事が少なくても、多い人と同程度の高い幸福を感じていました。しかも、『ポジティブな出来事が多いが経験を味わわない人』より幸福感が高かったのです。第3は、『自然と触れ合う』です。自然の豊かな公園で20分以上過ごすと、活動量とは無関係に幸福感が高まりました。自然との繋がりや自然の多様性を感じながら、自然豊かな場所でできるだけ長く過ごすことが、幸福感を高めるのです」自然の中で食べる経験を味わう。