堀田秀吾さん。「実験により、ネガティブな感情を書き出すと、一時的にはネガティブな感情が強まるものの、最終的にはポジティブな感情が生まれ、精神的に安定する事もわかっています。ちなみに、書き出す時に、『思う』『感じる』『わかる』などの洞察語を多く使った人ほど、ネガティブな感情が軽減されることがわかっています。また、ネガティブな体験や感情を書き出すことで、不安が取り除かれ、余計なことを考えなくなり、脳の短期記憶が改善することも明らかにされています。不安だけでなく、怒りや悲しみを感じ、仕事ややるべきことに手がつかなくなった時も、『自分が何に怒っているのか』『自分が何に悲しみを感じているのか』を書き出してみて下さい。ネガティブな感情が抑えられて冷静さを取り戻し、パフォーマンスも向上するはずです」書き出す。