利他的な行動

堀田秀吾さん。「ラッドらが行った実験により、人は自分の為に何かするよりも、他人の為に良いことをし、それを達成できた時のほうが、幸せを感じやすいという結果がでています。なお、『他人の幸せのため』『世界のため』といった抽象的な目標よりも、『この人を笑わせたい』『この人の役に立ちたい』『掃除をして、このエリアをきれいにしたい』など、具体的で達成しやすい目標を立て、実行した方が、より幸福度が高まります。他人の為に何かの行動をとると、脳内にドーパミンが分泌され、幸福感が得られ、集中力がアップし、もっと利他的な行動をとりたくなります。これは、他者と繋がって集団・社会を作り、生存競争を勝ち抜き、生きて行くことを選んだ人間が、より他者と繋がりを持ち易いように、脳内に組み込まれたプログラムであると考えられます」利他。