逃げ道を用意しない

堀田秀吾さん。「自分で選択をし、好きなことややりたいことに集中する際には、『うまくいくかどうかわからないけど』『自分なんかにできるかわからないけど』といった言葉を使わないようにしてください。日本には、わざとへりくだり、控えめでつつましい態度をとる『謙遜』の文化があります。たとえば『準備不足で…』『経験不足で…』などと言うことは、あらかじめ予防線を張り、失敗したときのための言い訳をつくる行為であるともいえます。こうした行為のことを『セルフ・ハンディキャップ』といいます。うまくいかなかった場合に自分のプライドを守るための行為であり、『自分の選択の結果に責任を持ちたくない』という欲求の現れでもあります。自分が一度下した判断には責任を持ち、逃げ道を用意しない」あらかじめ、失敗のいいわけをしないように。