役割性格

堀田秀吾さん。「人には、与えられた役割に合わせて演じようとする性質があります。これを『役割性格』といいます。役割性格に関しては、ジンバルドーが行った、通称『スタンフォード監獄実験』が非常に有名であり、その実験により、人がどれほど忠実に、与えられた役の通りに行動するかが明らかにされています。ですから、判断を下すのが苦手な人は、その日やるべきこと、集中すべきことを決める際、身近にいる人、もしくは映画やドラマ、小説や漫画などの登場人物を参考に、『決断力のあるキャラクター』になりきってみましょう。『私には決断力がある』と何度か口に出して宣言し、自分自身に暗示をかけてみるのもいいでしょう。『役職が人を作る』とよく言いますが、役割を与えることで、自分のやるべきことが見えてくるので、自ら行動しやすくなる訳です」役割。