30代にしておかなければならないこと、のようなハウツー本がある。個人的なことであるが、自覚はあまりないものの今日で30代が最後。人生のコンサルタントみたいなのがいれば相談をしたいところであるが、見あたらぬので自己診断をするに、どうも40代をこれで勝負していくという専門分野がない。よろず屋的なところがある。先が見えない。組合の支部長(今のブロック長）をやって、シンクタンクの主任研究員をやって、NPO の事務局長をやって、というのが30代だった。漠然とした夢というかパーソナルな目標として3つ挙げると、30代では本も出せなかったし、CEOにもなれなかったし、博士号も取れなかった。こうなれば、40代で本を出して（Book）、50代でCEO、60代で博士号（Doctor）だな、これらを達成（Achieve）するのだからABCD作戦だ、ハッハッハ、などと言っているようなところが年に似合わずまだ若造である。
