糸川英夫さん続き。「しかし、自分の目標をつねに他人が頼んでくれるのを待って決めるわけにはいかない。いいかえれば、自分の選ぶ目標を、あたかも他人が自分に頼んだ仕事であるかのように自覚することである。『この仕事はお前がやらなければならない。それがおまえの使命である』と深く心に決することである。つまり、『自分は何事かを成すためにこの世に生きており、その目標こそこれである』という人間の使命感に燃えることだ。『他人から頼まれる』ということの真の意味はそういうところにあるといってよい。」我が使命はなんぞや。