勝つためのリサーチ

星野朝子さん。リサーチには、市場実態把握型の「負けないためのリサーチ」、戦略仮説検証型の「勝つ道をさがすためのリサーチ」、そしてアイデア発想型の「勝つためのリサーチ」がある、と言う。「本来、ちゃんと練りこまれた戦略仮説があって、ちゃんとしたリサーチが設計されてさえいれば、そしてそのリサーチの結果の解釈を共有することができれば、そこからは誰からも同じ戦略が生まれるはずだとわたしは思っています。ある程度マーケティング能力のある人が、リサーチ結果を客観的に解釈できれば、そこから生まれてくるストラテジーは同じベクトルを持つはずだと。」付加価値があり、インスパイアーされるリサーチはなかなか日本ではなされていないと。そもそも「リサーチ」をしているのか、そして、勝つためのリサーチができているのか。