経営戦略書の4つの要素

nakatomimoka2014-04-01

武沢信行さん。「「戦略なき国家は滅びる」といわれるが、企業も同じだ。経営計画書の中に、明確に戦略が明記されていなければならない。敵が存在し、その敵に対してどのように戦うかを考えるおおもとの作戦を戦略という。しかし、企業の経営戦略となると、とたんにむずかしい印象になってしまうが実はそうでもない。次の四つのことがきちんと書かれていれば良いのである。(1)なぜうちの会社は勝つ必要があるのか(勝ったあとの世界を大義名分で語る)、(2)なぜうちの会社は勝てるのか(勝ち方の作戦書)、(3)そのために各部門と社員は何を果たすべきか(実行計画)、(4)勝ったあとの成果と配分(論功行賞)。以上のことが具体的に書いてあれば良いのだから実に簡単なことである」大義名分と論功行賞は抜けて、作戦と計画のみになりがち。