豊かな時間

バイオリニスト葉加瀬太郎さん。「あらゆるものがあふれる現代、こうした優雅な旅や上質な夜の過ごし方が、これからの豊かさの指標になるでしょう。バカンスをきちんと取り、日常ではコンサートや芝居に出かけ、成熟した大人の時間を過ごす。」「家族や恋人と過ごす豊かな時間がある一方、フェティッシュに物を愛でる無邪気な男の時間もまたたのしい。僕は革靴をコレクションしていますが、夜、葉巻とウイスキーをたのしみながら靴を磨く、それは最上のひと時です。」「仕事へのハードなチャレンジの代償として、豊かな大人の自由な時間がある。それを堂々とたのしみたいですね。」これ、「自分を買おう」という広告の文面なので額面通りではないにせよ、こんな感じで上質な夜が過ごせないのは、ハードなチャレンジをしていないせいなのかしらん。