準かるたクイーン 

高校で同級生だった上野玲さんがかるたクイーン戦の挑戦者になった。結果は大分県の16歳、楠木早紀クイーンが、挑戦者の上野さんをストレートで破り、クイーン位初防衛を果たしたので、上野さんは準クイーンとなった。1月7日に近江神宮で行われた試合の模様はNHKのBSで全国にライブ放送されたり、ニュースに出たりしたのでご覧になった方もおられるだろう。上野さんは7歳でかるた(百人一首競技かるた)を始め、13歳10ヶ月でA級選手になり、クイーン戦予選にも14歳で初出場して以来、全国大会での数々の優勝は経験しているけれども、クイーン位へは今回が念願の初挑戦だった。医者としての激務を勤める中で、練習時間を取ることもままならず、それでも夢に向かって予選を勝ち抜いた。日本一への挑戦に、諦めていないことに、拍手を贈りたい。