喜びの5つのレベル

海道昌宣さん。「喜び感は5つのレベルに分けることができる。レベル1は身体的な快楽であり、摂食や睡眠などである。これがないと生存が危うくなる。レベル2は否定的な感情、苦しみからの解放。レベル3は人間関係の喜びである。人間関係が良くなれば、自分の存在価値を相手に認めてもらうことができ、生存しやすくなるからである。その逆の最悪の状態が『村八分』だ。レベル4が、最適経験つまりフロー状態。お金や地位、名誉といった外発的報酬による満足ではなく、内発的報酬による楽しさを感じている状態だ。これを強化するのがレベル5の『意味の喜び』である。生きる意味を見いだせる人は、極限状態においても高い生存能力を発揮できる。喜びの感覚と人間の生存能力は、深い関係を持っているのである。」食べて寝るのみが楽しみな今は如何也や。