産業能率大学のコーチングのテキストから。「英国の経営学者フォレットは、たとえ指示や命令であっても、その背景となる状況を伝えることによって、それがメンバーに屈辱感なしに受容されることを発見しました。それを、『状況の法則』と呼んでいます。これは、ビジネスコーチがメンバーに指示や命令を与えているのではなく、職場の状況が指示や命令をしているのだ、という考え方です。つまり、指示や命令の発信元をビジネスコーチから職場の客観的状況に転換することによって、それが一方的に単にやらされているという強制的なものから、状況を理解し自分で納得し行動できるものへと変わります。」指示や命令のポイントは、仕事の大局的な意味を伝えることと、メンバーにとっての意味を伝えることだそうだ。状況を説明して指示出してますか。
