緊張系のモチベーション

金井壽宏さん。「人はいろいろな課題がある時に、やるべきことのリストから済んだものを消していきます。レビンが、終わった課題と未達成の課題のどちらをより強く思い出すかという調査をした所、未達成の課題を思い出す頻度の方が明らかに高くなるという結果が出ました。未達成の課題のほうが、済ませた課題よりも大きな緊張感を与えるということです。人の中でそのテンションが走った時、その人は動くことになる。レビンはモティべーションを説明する一番のキーワードは『システム・イン・テンション』だと言っています。緊張は度を過ぎると人を麻痺させてしまいますが、普通は『緊張感を持つべきだ』と考えて行動している。なぜなら、それが人を動かすシステムだということを誰もが知っているからです」おおそうだ、あれをやらなければ。