ウイスキーの愉しみ

夏ビール、春秋ワイン、冬ウイスキーというのが、何となくの好みであるが、だからといって家の中に二本以上酒が存在していることは極めて稀である。愉しみなぞと偉そうに書いたが、後輩というか酒では先輩のS君の影響で数年前に飲み始めたもので、それほど蘊蓄があるわけではない。飲めない人に酒の通はいない。最初の年は「スペイサイド・イヤー」ということにした。次の年は「ハイランド・イヤー」で、その次が「ローランド・イヤー」であった(当然、本数は少なかった)。ウイスキー歴四年目を迎える今年は、「アイランズ・イヤー」であって、だからショットバーなどに飲みにいくことになれば、当然アイランズシングル・モルトウイスキーを注文することになるのだろうが、果たして今年は一度でもバーに行くことがあるのだろうかしらん。