真剣勝負ができる瞬間

nakatomimoka2009-05-20

有吉道夫さん。「でも、楽天的なほうですからね。この年齢(プロ棋士最年長の73歳)でタイトルを取るというのは夢であって現実的ではないけれど、でも将棋は常に真剣勝負ですよ。私には今も真剣勝負ができる瞬間があるということなんです。戦うことは魅力的だし、大きな張りでもあります」「なぜ指し続けるのか。まず第一に将棋が大好きだからです。実は2001年の千勝を区切りに引退を考えたこともあったんですが、ちょうどその頃私自身将棋が大変面白くなった。私がこうだと信じていた将棋観を覆すような革命的な戦法を若い人が指していて、試してみると確かに長所もある。改めて、将棋とは何と奥が深いものかと思いました」「例え引退することになっても、好きな将棋を指し続けてきたのだから、悔いは一つも残りません」いつまでも火の玉流で。 [♪ 札幌]