日経ビジネスから。「１年365日１日も欠かさず、六花亭では社内新聞が発行され、現在7500号を超える。この新聞の情報源は社員である。『１人１日１情報制度』という仕組みを導入しており、パートタイマーを含む全従業員1400人弱が、出勤日には毎日、社長宛にメールを送信する。内容は、仕事中に気づいたこと、うれしかったこと、残念だったこと、改善提案や反省など何でもいい。小田社長は、１日600通以上送られてくるこのメールのすべてに、午前中のおよそ３時間を費やして目を通す。そのうち120通ほどをピックアップし、特に良い報告にはコメントをつけて社内新聞担当者に渡す。これを編集して翌日の社内新聞に掲載する。最大の効用は、経営理念を経営者自らが説いて浸透させられることだ。紙面は、褒めるために割かれる」１対１の文鎮型。
