戦略的計画立案

nakatomimoka2010-10-06

佐々木常夫さん。「私が課長に就任したのは1984年のことです。この時、一つの組織のリーダーとして、組織全体の効率化と仕事の質の向上を真剣に考えて実行してやろうという気概をもっていました。そのため、課長になって最初に手がけたのは、部下全員の過去一年間の業務のフォローアップと分析でした。仕事の『ムダ』を徹底的に洗い出したのです。過去一年間の業務週報をもとに、縦列に『担当者名』横列に『4月、5月…』と時系列に並べ、全ての担当者が一年間にどのような仕事をどの程度実行したのかを記入していったのです。それぞれの業務について本来どの程度で終わらせるべきなのか、その必要工数を設定していきました。課全員の必要工数を計算してみると、なんと実際に全員が投入した工数の40%でいいという結果が出たのです」ムダを洗い出せ。