場の温度を上げる挨拶

nakatomimoka2011-02-18

鈴木義幸さん。「ベトナム戦争の折、教授はカリフォルニアの基地にコンサルタントとして招かれたそうです。彼の使命は基地の『ムード』を変えること。初めて訪れて視察した後に、教授は中将にたった1つのシンプルなアドバイスをしました。『挨拶の声を2倍の大きさでするように伝えてほしいのです』と。そして僅か1週間後。明らかなムードの変化が基地内に見られるようになりました。兵士の顔からは鬱々とした暗さが消え、休憩時間の会話量が驚くほど増えたというのです。教授は、人には『生体』として思わず反応してしまう音のレベル(閾値)があると説明していました。基地のムードが変化したのは、挨拶の音声量が閾値に届いたからなのだ、と。閾値のレベルで『おはようございます!』と言われると、つい体が反応し、ほとんど無意識に言葉を返してしまう。職場のムードが停滞している場合も、これが意外に効くのです」大きな声で。