スランプに望遠鏡

nakatomimoka2012-03-10

沖方了さん。「(スランプ克服の)二つ目が『ニンジン』だ。かつて、ピラミッド建設現場の隣には、必ず居酒屋ひしめく歓楽街が設置されたという。労働後のビールや娯楽といった『ご褒美』のことだけ考えて働くのである。三つめが『リフォーム』である。虫眼鏡もニンジンも効果がないときは、現実を楽しみ、笑えるよう、なんとか頭の中を模様替えする。視点を変え、考え方を変えてのち、虫眼鏡とニンジンを再び試すのである。最後に、すべての基礎となるのが『望遠鏡』だ。考えられる限りの最高最大の目標を設定することで、達成感と成功体験によるモチベーション低下を防ぐ。達成感と成功体験は、人をやる気にさせるものだと思う方もいるだろう。だが、評価される、年収があがるといった喜びは、同時に『燃え尽き症候群』を招きかねない」どれを使うか。