パレート改善を目指す

nakatomimoka2012-05-28

ディーパック・マルホトラさん。「ひとりも不利になることなく、最低でもひとりが有利になるように取引を変更することを、パレート改善という。おわかりいただけると思うが、パレート改善は交渉において価値を創造する。あらゆる交渉において、パレート効率的な合意に至るまで、つまり相手が不利になることなく、一方が有利になる方法が存在しなくなるまで、つねにパレート改善を追い求めることを目標にすべきである。だが、パレート効率性は、創造された価値を当事者間でどのように分配するかについては何も語っていない点には留意すべきである。このため、パレート効率性が唯一の目標になることはほとんどない。何であれ手に入れたいものがあるなら、相手と協力して、まずはそれを作らなければならない、ということだ」価値創造の極意を得たし。