会社をダメにする三大悪

nakatomimoka2015-09-26

酒巻久さん。「問題解決のアプローチで大事なことは、自分で理解し、扱えるサイズにまで、問題の本質を切り分けて考えるようにすることである。私は業績のよくないダメな会社や組織には、(1)トップ(リーダー層)がたるんでいる。(2)受動的・指示待ちの人が多い。(3)売上の20〜30%のムダがある。という三つの共通する特徴があると考えている。負け戦に陥る決定的な要因であり、会社をダメにする三大悪といってよい。キヤノン電子の再建にあたっても、問題の本質をこの3つに分けて考えることにした。業績のよくない会社や事業部門は、なすべき仕事の方向性や仕事のやり方に問題を抱えていることが多い。このため戦略や組織の見直しは必須だが、実際にはそれだけのことで赤字の会社や部門が見事に再生するなどということは、まずない」三悪を断つ。