ハッピーとラッキー

nakatomimoka2016-07-09

森毅さん。「『幸せになりたい』と、今の若者はよく言う。でも、幸せという言葉の捉え方が狭い。幸せには二つの種類がある。幸福と幸運。ハッピーとラッキー。幸福と幸運は『幸』という文字を両方とも含んでいるけれど、ニュアンスが少々違う。ハッピーにも二種類ある。何かを達成することによって得られる一種の達成感のようなものと、デレッとしていても、あとで振り返ると何となくハッピーよねと反省的に改めて見直してわかる幸福感と。幸福に限っても、幸せの掴み方は目標達成型もあれば、過去反省型もあるという訳だ。一方、ラッキーは運だ。自分ではどうすることもできない。幸せが降ってくるといった感じである。だが、今の若い人達の幸せの形は目標達成型ばかり。幸せといえば、何か目標を立てて掴みとるものだと決めつけている」達成だけでなく。