菅原洋平さん。「脳が情報に触れると、神経線維が作られます。これは、一度だけでは電位が失われてしまい、睡眠中に消去されます。そこで、残したい記憶をもう一度記憶させます。同じルートを再び電気が通ると、そのルートは『よく使うルート』になり、記憶として保存されやすくなります。もう一度記憶するまでの猶予期間は２週間です。再度記憶させる二重記憶は、それほど難しいことではありません。面白かったことがあったから人に話した。これだけで、あなたの脳に二重記憶が作られています。書き写すというのもよい方法です。ただし、嫌なことがあったから愚痴を言った。これも二重記憶なので、嫌なことは脳内にしっかりと保存されてしまいます。普段の発言や日記、ブログにＳＮＳなどは、すべてあなたの脳に二重記憶をつくる機会です」記憶の定着は。
