中野信子さん。「あなたの近くに、愛しく思える、自分より弱い存在の人がいるとしたら、その存在を目いっぱいの愛情をもって育てること。それがあなたの能力向上、ひいては、『運』の向上に繋がる可能性があります。愛情をもって子どもを育てた経験のあるラットとマーモットのほうが、そうでないラットとマーモットより記憶と学習の能力は高かったのです。また、実の母親であるかどうかは関係なく、たとえ里親であっても父親であっても、愛情をもって『子ども』を育てれば、記憶と学習の能力は高まることがわかったのです。オキシトシンというホルモンは、その特徴から『愛情ホルモン』とも呼ばれています。オキシトシンは愛情をもって誰かを育てれば、たとえそれが自分の子でなくても、分泌され、記憶や学習の能力を向上させます」育てて、いますか？
