地に根が生えた状態

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ジョッシュ・ウェイツキンさん。「地に根を生やしたまま相手の攻撃を吸収して消滅させる方法を身につけていた。足に根が生えたように感じられると、とても崇高な気分になる。地上に立っているというよりは、むしろ地中に深く根を下ろしたような感覚だ。そのコツは股関節をリラックスさせてバネのような身体メカニズムを作ることにある。バネのような身体構造は相手の攻撃を容易に受け止めることができる。地に根が生えた状態で練習していると、上半身は風になびき下半身はしっかりと地に根付いている樹木になったような気分になってくる。瞑想太極拳套路を通して身体の各部の緊張を取り除くことが太極拳では重要視されている。呼吸法にこの套路を組み合わせると、静から生まれる動を発動させることのできる身体と心ができあがっていく」樹木になる。