他人を喜ばせる

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田中得夫さん。「パッチ・アダムスは生きる目的を見失い、躁ウツ病になり入院するのですが、2人部屋で同室になったのは、自分以上に重度の躁うつ病の患者でその世話で自分のことどころではなくなります。その患者を励ましたり、なぐさめたり、妄想の相手役を演技したりしているうちに、自分の躁ウツ病がすっかり治っていることに気が付いたのです。他人を喜ばせたり、世話をすることが治療に役立つことに気付き、自分も、そのことに喜びや生き甲斐も感じたのです。それから医学校へ入学し、医者の資格を取り、そして自分が経験したことを取り入れる病院をつくることを計画します。アドラーは「どうすれば他人を喜ばせることが出来るか毎日考え、それを実践すること、そうすれば、ほとんどの精神的な病は癒されます」というアドバイスをしています」他人を。