落合陽一さん。「『遊び』という概念がますます重要になってくる。遊びと聞くと、飲みに行くことも、街中をぶらつくことも遊びになってしまうが、大人の遊びではなく子どもの頃の遊びを思い出していただきたい。問題設定があり、それを解決していき、その中で報酬が決まり、楽しいと思える。それが遊びだったのではないだろうか。例えば、ゲームをする、将棋をする、ごっこ遊びをする、スポーツをするというのも、あるフレームの中に、問題と解決と報酬があって楽しいわけだ。だから、まず遊びとルール設定は切り離せない考え方である。ゲーム的でない遊びももちろん存在するが、たいていの遊びはゲーム的に定義しようと思えば、ゲーム的に捉えることができる。あらゆるスポーツや運動も、問題、解決、報酬という形でゲーム的に遊びとして定義できる」遊び。