才能や技量に差はない

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斉須政雄さん。「ぼくが見て来た範囲で言いますと、若い時の才能や技量には、あんまり差はないからなのです。結局、才能をどれだけ振り回してみても、あまり意味がないと思う。才能はそれを操縦する生き方があってのものですし、生きる姿勢が多くのものを生むからです。点を線にしていくような生き方といいますか。才能というものの一番のサポーターは、時間と生き方だと思う。才能だけではだめだと思うのは『時間や生き方なしでは、やりたいことの最後まで辿りつかない』と感じているからです。仕事にあった生き方を持続できるかできないかが、才能の開花を決めるように思います。生き方は才能が発芽する為のバリアのようなものでしょう。どういう意識で道のりを辿ってきたか、それによって与えられるご褒美が、成就する夢なのだろうと思います」是。