目的論は楽しさ追求

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平本あきおさん。「原因論では解決できなかった問題が、目的論を使うとあっさり解決できることがあります。原因論は、リソース追求型。その人がもっているスキル、能力、知識、技術に注目して、正しさを追求します。目的論は、リソースフル(心に余裕がある意識状態。視点、視野が広く、自分の持つリソースを十分に活用できる状態)追求型の解決です。心の状態が良いか、楽しいか(=リソースを十分に活用できる状態か)を追求します。原因論の指導では、技術を磨き、ミスを防ぐために徹底的にダメ出しをします。『絶対に金を獲るんだ。それ以外は意味がない』と鼓舞します。一部の選手は『がんばるぞ』となる一方で、『優勝できなかったらどうしよう』という不安から、アンリソースフル(心に余裕がない状態)になる選手も多数出てしまう」能力を発揮。