感謝で迷走神経を

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デイヴ・アスプリーさん。「迷走神経は、活性化した闘争・逃走反応を落ち着かせる副交感神経系の主要な構成要素である。だれでも迷走神経緊張を改善できる。そのための一つの方法は、社会的相互作用、つまり人間関係によるものだ。人を助けたり世話をしたりすることは、無私の行為でも一方的な行為でもなく、双方にメリットがある行為なのだ。もうひとつが、『感謝』だ。感謝しているときは、神経系は安全を告げる合図に包まれている。トラに追いかけられているときは感謝どころではないから、その指摘は進化の観点からも納得できる。しかし感謝するためには、トラがいないというだけでは十分ではない。脅威の不在と安全はイコールではない。感謝するためには、本当に安全だということが身体に伝わっていなくてはならない」利他と感謝は幸せの基本である。