本当はどうなの?

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由佐美加子さん。「わたしはよく、『本当はどうなの?』と問います。問いかけられると、誰もが無意識のうちに内側の潜在意識にある真実を暴かれまいとします。暴かれたら、そこにある痛みを感じることになるからです。でもその行動は、メンタルモデルというプログラムと、痛みを回避しようとする生存適合OSによる反応に過ぎません。枠の外に出て、客観視することができれば『わたしを突き動かしているそのOSは自分ではない』し、『システムにつくり出された回避行動で人生を生きているわたしも本当の意味で自分ではない』、『痛みと回避行動を卓越させた結果としてできあがったアイデンティティに過ぎない』と気づく。これこそが、本質的な意味で自分を取り戻し、自分とつながり直すことだと思っているんです」幻想の中で、映画マトリックスのように。