無自覚に持つ信念

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由佐美加子さん。「人間は、小さいころに体験した痛みを避けるための信念を無自覚に持っています。そして、その信念から人生におけるすべての行動が自動的につくり出されている。でも、その自覚はなく、自分の日々やっていることを『良いことだ』『意味のあることだ』と頭で正当化しています。会社を立ち上げ、成長させて上場し、成功者だと思われている人であっても、その行動の原動力となっている信念は『自分は認めてもらえない』というものだったりするんです。でも、もちろん本人にそんな認識はありません。『従業員や顧客、社会にとって価値があることをしている』と頭では思っている。このように、生存適合OSはメンタルモデルに基づいて、無意識のうちに『これは正しい』『これは良いことだ』と自分を正当化するロジックをがんがん積み上げている」無自覚に。