自然体でゲン担ぎ

立川談慶さん。「ところで、バズる人やモノ、その大元は一体なんでしょうか? 共通項を探っていくと、バズるものからは『軽い』という匂いが浮かび上がってきます。軽いからこそ、人の口に上るのでしょう。そして、軽くするための作法が、『笑顔』に繋がっていくのではと思います。例えば、権威のある大学の教授でも、バズった人ともなると笑顔が似合う人のはずで、笑みがあると周囲は明るく感じて親しみやすさが増します。先生の研究がどんなに素晴らしいものだとしても、雰囲気が暗かったり、笑顔を浮かべない重苦しい人だったりしたら、決してバズることはないでしょう。それほど、笑顔の重要さが問われています。笑顔が人を相対化させるのです。受信者の五感に常に笑みが伴うように振る舞っているのが、売れっ子たちなのだと思います」受け手の笑顔を。