矢野和男さん。「幸せは訓練や学習によって持続的に高められる。幸せとは身につけられるスキルや能力の一種である。スキルとして身につけられる持続的な幸せの姿を、より具体的に示したのがフレッド・ルーサンス教授である。持続的で学習可能な幸せを表す重要な尺度が、既に複数見出されており、それが以下の四つであることを明らかにした。第一の力:HOPE(自ら進む道を見つける力)、第二の力:EFFICACY(現実を受け止めて行動を起こす力)、第三の力:RESILIENCE(困難に立ち向かう力)、第四の力:OPTIMISM(前向きな物語を生み出す力)。ルーサンス教授は、この4つを合わせて「心の資本」と呼んだ。前野隆司教授の『幸せの4因子』(「やってみよう」「ありのままに」「なんとかなる」「ありがとう」)と、概念的には重なり合うところが多い」まあね。