コイン投げの結果

堀口秀吾さん。「人が考えすぎるのは、『自分の判断や行動、努力の結果を今知りたい』と思う時、知りえぬ未来に対して正解を求める時です。多くの研究により、考えすぎたり情報を集めすぎたりしないほうが、行動力や幸福感が高まり、仕事や人生が好転することがわかっています。シカゴ大学のスティーブン・レヴィットは、人生の重要な選択の場面において、『どのような方法でどのような決断を下すかはさほど重要ではなく、決めた結果に対して腹をくくり、行動することこそが人生の満足度を高める』との結論に至っています。『転職や離婚といった重要な問題であっても、結局、正解を選んだか否かは、その時点では誰にもわからない』『コイン投げで決めた結果を選ぶべき道だと思い、進んでいく方が幸せである』というリアリズムを教えてくれます」案ずるより。