刺激や快楽を繰り返し

堀口秀吾さん。「努力を重ね仕事や勉強で成果をあげたときや、いいことをして人に褒められたりしたときにドーパミンが分泌され、『もう一度、あの幸福感を味わいたい』と思ったなら、人はさらに努力したり、いいことをしたりしようと考えるでしょう。一方で、ギャンブルやゲーム、甘いもの、アルコール、麻薬などによってドーパミンが分泌された場合、人はそれらの刺激や快楽を繰り返し求めるようになります。しかも、同じ刺激では徐々にドーパミンの分泌が減少するため、脳はさらに強い刺激を求めるようになります。ギャンブル依存症の人やアルコール依存症の人が、どんどん賭ける金額やお金の量を増やしていくのは、その為です。同じように、SNSで発信したことに多くの人から反応が得られたりすると、脳内にはやはりドーパミンが分泌されます」刺激。