吉岡眞司さん。「右手の親指と人差し指、中指の三本を広げ、空に向けて高々と突き出しました。喜びにわくベンチの選手たちも立ち上がり、同じポーズを行っていました。この独特のポーズは、全国の野球ファンの間で大きな話題となりました。『あの、慶應の『3本指』のポーズはいったい何だ?』これは、脳を最高の状態に導くための『魔法のポーズ』です。このポーズを行うことで、脳に自分たちが掲げた目標と目的を呼び起こし、それらをなんとしてでも達成しようとする強い意欲を高めることができます。塾高の選手たちは、神奈川県大会も含めたすべての試合で、仲間がヒットを打ったときや良いプレーをしたときなどに、この『3本指』のポーズを行っていました。そして、ピンチの場面で選手たちがマウンドに集まったときにも行っていました」魔法のポーズを我に。