遺伝は4割

 

山口創さん。「ドーパミンオキシトシンセロトニン、エンドルフィン(DOSE)は『成功ホルモン』とも呼ばれています。それは穏やかな気分になるだけでなく、エネルギーに満ちあふれ、楽観的になり、人々とのつながりが深まり、集中力が高まり、やる気が出て、リーダーシップのスキルが身につき、仕事に対する自信が生まれるからです。多くの研究によると、幸福感に影響している要素の中で、遺伝的なものの影響は小さく、3~4割程度です。環境的な要因は6~7割なのです。つまり幸福感は自分でコントロールできる要素のほうが大きいのです。この4つの幸せホルモンは、どのような順番で分泌させていくのがよいでしょうか? ドーパミンは、行動の『原因』になっています。そのほかの3つのホルモンは、ある行動をした『結果』として分泌されます」まずド。