マーケティングの法則①

星野朝子さん講演から。マーケティングの法則その1は、「一番手の法則」。「マーケティングの基本的な課題は、自社製品が他社製品に勝っている顧客に納得させること」というのは間違いで、「マーケティングの基本的な課題は、一番になれる分野を創造すること」だという。人間は、あるカテゴリーに固有名詞が入らないと不安定になるのだという。ただ、一旦埋まってしまえば、二番目以降は興味を急速に失うのだと。例としてあげられたのが、日本で一番高い山は富士山、では二番目は?というもの。山に興味のないほとんどの人は知らないでしょう?つまり、マーケティングとは、人間の頭の中の認識のシェア取り合戦だという。興味も関心も好意も、すべて一番に行き、二番手以降には分けてはくれないのだと。ちなみに、二番目に高い山は北岳です。