情熱と真摯な姿勢

レスリー・ヤークス。「仕事をすることには、お金を稼ぐ以上の何かがある。仕事とは自分を表現することなんだ。だから人を雇うときは、一に情熱、二に真摯な姿勢を重視する。僕の情熱の話をしようか。僕はコーヒー豆について話せと言われれば、何時間でも話していられる。本や資料を片っ端から読みあさり、どの豆をどう焙煎し、どう挽き、どう炒れれば最高のコーヒーになるか夢中になって研究した。姿勢についてはどうかって? 自分がもしお客だったら、店のスタッフから『お金のでどころ』という扱いは受けたくないだろう? 顔と名前を覚えてもらって、友達のように暖かく迎えてほしいはずだ。それが人をもてなす心の原点だ。店に来るお客さまには、いつも最高のコーヒーと最高のもてなしを心がけている。いつも変わらず、最高の。」なるほどね。