ビジネスへの情熱

ルイス・ガースナー「情熱を示すことは、優秀な経営者の全員が経営スタイルの一部にしている点である。陰鬱な悲観主義者のもとで働きたいと考える人がいるだろうか。コップが半分満ちているとは考えず、コップが半分空だといつも指摘する幹部のもとで働きたいと考える人がいるだろうか。会社や組織の弱みばかりを指摘する幹部のもとで働きたいと考える人がいるだろうか。興奮や希望を探すより欠陥を探して批判する方が得意な幹部のもとで働きたいと考える人がいるだろうか。人はだれでも、勝者とともに働き、勝利の美酒を味わいたいと望んでいる。企業の幹部は末端の管理職からCEOまで、全員が指導者としてのスキルのうち感情の部分を磨くべきだと私は確信している。」経営者に求められるのは、一日二十四時間持ち続けられる心の奥底からの情熱。