高い能力で高度な挑戦

チクセントミハイのフローモデルでは、能力と挑戦を二軸にした四分図が描かれる。能力が低くて挑戦度も低い場合は「無関心(Apathy)」これは最悪。能力が低くて、挑戦度合いが高いと、「不安(Anxiety)」になる。これは分かる。例えば英語があんまりできないのに、スピーチしろって言われたりしたら不安ですよね。そして、能力は高いのに、挑戦度合いが低い場合。これは「くつろぎ(Relaxation)・退屈(boredom)」。宝の持ち腐れというか暇な状態。これも良さそうに見えて、実はつまらない。最後に能力が高く、挑戦度合いも高い場合が「フロー状態」。仕事の場面でいえば、最も生産性が高く、最も喜び感がある状態。できうれば、自らの能力に比べて少し高めの挑戦をさせてもらえる機会が、常に与えられればいいのだろうけれど。退屈だったり、不安だったり。