市場戦略は美しい文章として

nakatomimoka2007-08-20

大前研一さん。「製品・市場戦略は最終的には美しい一つの文章として記述できるところまで昇華しなくては、本当の味わいが出てこない。その文章は、(1) 世の中の動きと構成に対し、自社がどのように対処してきたか。(2)今後この趨勢が続けばどのようになるか。(3)これを根本的に変革させるにはどのような打ち手があるか。(4)自社の得手、不得手、強さ、弱さ、緊急度などを勘案し、どの打ち手が最も適しているか。(5)たとえばその打ち手が失敗したとき、どのように対処したらよいか。(6)実施後の期待成果はどのようなものであるか。(7)誰が、いつ、どのようなプログラムを実行すれば、全体として所期の成果があがるか、が書かれたものである」強いものは美しく、シンプルなのであろう。戦略もまたしかり。いつの日か、企業戦略を一つの美しい文章で。