池谷裕二さん。「人間って意外と単純だから、自分が仕事を追いかけている、どんどん片づけていると思い込めれば、仕事もはかどるんですよ。脳のワーキング・メモリーは7つぐらいなので、やるべきことが8つ以上あると、脳が全部を覚えられずに、『ものすごく忙しい』と勘違いをはじめるのではないか。でもよく考えると、8つ程度なら大したことはない。書き出すことで、それがわかって安心する。また、情報も整理され、気分が楽になる。(目標や将来の夢を書き出しておくことは、脳科学的に見ても意味があるのは)強く念じれば、その通りに体が動くことをイデオモーター(観念運動)と呼んでいます。これは無意識の作用。夢や目標を手帳に書き出し、机の前に貼って眺めると、脳が自然と準備をはじめるのです」脳よ、この夢、叶えてくれ。